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英語を話す人に対して思うこと

2つの言語を話す人のことを「バイリンガル」といいます。3つの言語を話す人のことを「トライリンガル」といいます。

「バイ」には「2つ」、「トライ」には「3つ」という意味があり、例えば「バイク(2つの輪の乗り物)」、「トライアスロン(3つの競技のある競技)」と言いますね。

それではここで質問です。1つの言語だけを話す人のことをなんと言うのでしょうか?

その答えは 「アメリカン(American)」です。:)

もちろんこれはジョークであり、正しい答えは「モノリンガル」です。「モノレール」、「モノラル」などの「モノ」のことです。

この話はアルファステーションという京都のFMラジオを聴いていたとき耳にした話です。

アメリカ人の皆がこうでありアメリカ人だけがそうであるとは言い切れませんが、私にもこれと似たような実感があります。英語を話す人は英語を話さない人に対しても英語で話しかけ、外国語を話す相手の言葉を使わないような気がします。

京都で近所を歩いていたとき、すれ違った白人の女の人がタバコに火をつけたかったようで「Do you have fire? / 火をもらえますか?」と英語でたずねられたことがありました。また、富士山の頂上でも白人の男性に「Descend? / 下りはこっち?」と英語で聞かれました。

私は、英語を話す人が英語を母語としない人に対して最初からすべてを英語で話しかけようとする風潮が好きではありません。

世界中には英語以外にたくさんの言葉があります。英語を話さない国であっても、そこにいる人々には独自の言葉があり、アイデンティティがあります。そのような相手に対して最初から最後まですべてを英語で押し通すのは相手に対しての敬意を欠いているように思います。

私は英語が他の言語に勝る、あるいは劣るということはないと思います。そのため英語を母語としない相手に最初から英語で声を掛け、その後も相手に英語で対応してもらおうとする態度はやや傲慢な感じがします。

相手が英語を理解してくれると思っても、せめて頼むときの言葉ぐらいは相手の言葉で掛けてほしいものです。上のケースではいきなり英語で声を掛けられましたが、せめて最初に「すみません」あるいは「こんにちは」など言ってほしかったと思います。

英語は便利な言葉です。英語を覚えていれば英語を知っている人とどこでも会話が通じます。しかし英語でコミュニケーションをとることにしても、相手が独自の言葉、アイデンティティを持っていることを意識してほしいと思います。

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この投稿は2008年6月29日に投稿した内容を改めたものです。

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