今日学校に行く際に乗った京阪電車の車内で、私の前の席にピペリジン臭いおじさんが座ってきた。ピペリジンはペプチドを合成するのに使っている試薬だ。列車の中で実験室と同じようなにおいがしたことに驚いてしまった。
そのにおいの原因は「するめ」であった。そのおじさんは朝の10時前でありながらパック入りのするめとプレミアムモルツをもって列車に乗ってきた。そして大胆にも車内でするめを食べながらビールを飲み始めたのだ。
このように列車内でにおいの強い物を食べる人には驚いてしまう。急行、特急の汽車に乗り、1時間も2時間も列車で旅をする人が車内でにおいのある物を食べることには何も違和感を感じない。しかし、せいぜい乗る時間が5分から30分程度の通勤列車の車内でそのような物を食べる人には違和感を感じる。なぜわざわざにおいの強いものをにおいのこもる車内で食べる必要があるのかと考えてしまう。
以前『通勤電車で物食う人』で記したように、私は列車内で物を食べるのは移動時間の有効利用という点で合理的であると思う。しかし、移動時間の有効利用をするためといっても、わざわざ公共の場、特に列車内のような閉鎖的で狭い空間で強いにおいを充満させながら物を食べるのもいかがなものか。疑問に思う。

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