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工学部なんて

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私は「売れ残り」である。身近なところで普段女の子から話しかけられることがなく、自分から話しかける相手がいるわけでもない。こうなったのは工学部と山岳部のせいであるとは言わない。いちばんの理由は腰が重く、女の子と接するコミュニティに積極的に進出しなかった私にあるだろう。ただ、工学部に進み山岳部に入ったことは非常に不利な選択であったと思う。特に工学部を選んだことが最も不利な要因であったと思う。

工学部は男の人が多い学部だ。私のいる化学系では5人に1人が女の人であり、多いほうではあるが、だからといってそこで女の子と仲良くなることはまったく期待できない。(1)ここでは女の子と男の子との打ち解けあった会話がない。

山岳部は男だけのクラブであったのでそこでは女の子と接する機会がなかった。ワンダーフォーゲル、同好会のようなクラブには女の子がおり、新入生の女の子が入部する流れがあった。一方、男しかおらずロープを使ったり登攀を伴った登山をしたりする山岳部には女の子が入ってくることはなかった。

もし高校のときに戻ることができ、再び大学に進むことができるのであれば、今度は今よりも女の子が多く、もう少し易い学部・学科とクラブに入りたいと思う。文学部の地理学科、外国語学部、経済学部などが良いだろうと思う。そしてクラブ活動は合唱、演劇、ESSのようなものが良いと思う。

もちろん、女の子の多い学部、クラブに入ったというだけで、大学生のときに私が彼女を持っていたとは決して思わない。しかし工学部にいて山岳部にいる現在よりは、普段から女の子と接する機会のある日々を過ごせたことだろうとは思う。その女の子が自分の彼女となりうるかどうかは別として。

工学部を肌で感じた今となっては、大学に進学するのであれば、学費が安く、内容が易く、女の子が多く、クラブ活動あるいはアルバイトなどの課外活動に多くの時間を費やせるような学部を選ぶのが良いと思う。きつく、暗く、危険であり、華がなく、学費の高い“高額部”をわざわざ選ぶことは、非常に損であると思う。

私は工学部のことをやりぬく覚悟でいる。しかし、もし自分の子供を同じように大学へ進ませる、あるいは大学への進学を考えている高校生にアドバイスをするという状況になったら、工学部を絶対に薦めない。本人がどうしてもと望むのであれば工学部も良いだろうが、「山岳部とのセット」は何があっても薦めない。今は「工学部なんてララララララララ」という歌が頭に思い浮かぶ。

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参照
(1) 『工学部は男子大学』 飾らない男 2008年7月26日
http://blog.kazaranaiotoko.com/2008/07/blog-post_26.html

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