今日は学食で同期の公務員志望の男と偶然に会った。彼は面接に落ち続けて自分がダメ人間に思えてきたと嘆いていた。彼には申し訳ないが、無理もないと思えてならない。なぜなら彼にはきれいな印象がないからだ。
食堂で会って声をかけられたときの言葉は「ティッシュを貸してくれ」だった。鼻水がでていても鼻をかむすべがなかったのだ。彼は揉み上げが伸びっぱなしになっていて、頭の毛はぺったんこになっている。髭はそっておらずちょび髭が生えていて、メガネは水滴の汚れと埃まみれで汚い。清潔な印象がない。
見た目がその人の人となりの全てとは限らない。面接の際に身だしなみのことが原因で彼の評価が下がっているのどうかははっきりとはわからない。ただ、普段から身だしなみに無頓着で汚ならしい感じの人が、面接のときだけにわかに好印象に振る舞えるはずがないとぼくは強く思う。
彼は爽やかで格好の良いイケメンとは程遠く、どちらかというとおたく系で暗い感じの印象だ。顔、身長などは持って生まれたものだから自分で変えることはできない。仕方のないことだ。だが、見た目の印象は自分の努力で変えることができる。身だしなみに気を付ければ清潔で良い印象を持ってもらうことは十分可能だと思う。
出かける前に、ティッシュを持ったか、ひげのそり残しはないか、髪の寝癖はついていないか、頭のフケが肩にのっていないか、メガネは汚れていないか、爪は伸びたままになっていないか、歯が汚れていないかといったことを意識すると彼はもっと良い印象が得られると思う。
流行の服を着て髪の毛をいじって格好つけていても、爪が伸びたままの人、髭が伸びたままの人、メガネが汚れたままの人などは格好悪いと思う。逆に、センスが悪くて見た目はそこそこでも、きちんと爪を手入れしたり、髭をそったり、メガネをきれいにしている人は品があって格好が良いと思う。前者はうわべだけを飾って中身が貧弱な感じがするが、後者は見かけによらず内面がきれいだと思えるからだ。
ぼくは例の彼と同じように、顔とか服のセンスが格好良いと決していえるようなタイプではない。だが、いつも上のような身だしなみには注意して内面を磨いている。ぼくがブログで使っている「飾らない男」には、うわべだけを飾るようなことはせず、内側から気品のある者でありたいとの思いが込められているのだ。
「その顔で」と驚かれるかもしれないが、ぼくはいつもカバンに歯ブラシ、ウェットティッシュ、手鏡、クシ、楊枝、耳かき、リップクリームなどを入れて持ち歩いている。男のくせに化粧ポーチを持っているのかと不思議に思われるかもしれない。ぼくは汚らしい印象を持たれたくないので、服装のセンスがだめでも細かいところには注意を配っている。
学食で会った彼にもぼくのように化粧ポーチを持てとは言わない。だが、せめて普段から髭をそったり、ティッシュを持ち歩いたり、メガネのレンズを拭いたりするなど意識したら良いと思う。そうすれば野暮ったくどこかだらしのないような印象から抜けることができるだろう。ぜひ彼には意識を変えて見た目に磨きをかけ、良い結果を得られるようになってもらいたいものだ。

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